2011年5月アーカイブ

2011年5月30日

日本人の大切なもの

先日、りそな総研様主催の朝食懇談会に参加してきました。
今回の講師は「たかじんのそこまで言って委員会」や様々な番組で活躍されております辛口評論家、金美齢さんでした。
金さんは台湾生まれで 歳の時に日本に留学され、日本の素晴らしさに感動し、現在はJET日本語学校の理事長をされています。そしてこのJET日本語学校に入学するに当たり、一番重要視されることがこの学校を好きかどうか。いくら成績優秀でもこの学校を好きでなければ入学はお断りという方針があるそうです。しかも今回の震災の影響で生徒は4分の1まで減少したそうですが、方針を曲げず様々な工夫をされているそうです。

そんな金美齢さんから、日本人の大切なものを聞かせてもらいました。

先ず金美齢さんは、日本人は勤勉家で真面目な方が非常に多く、ものづくりでここまで成長し、地道な努力と苦労を重ね一歩一歩進んできた日本人だが、最近その心が薄れているのでは無いかという事を仰っておりました。日本はどの国よりも居住し易く、世界の中でも最高の物が沢山ある。しかしマネーゲームなどで大金を手にできる金融システムの普及により、元来日本人が持っていた勤勉家、努力家などのDNAが失われつつあり、マネーゲームなどの成功者をマスコミが持ち上げるためにそれに拍車をかけていると。
また市場の原理や動向で仕方ないのですが、現在の市場ではほとんどの物がmade in chinaなど、途上国からの輸入品。これではものづくりで成長した日本が衰退するのは当たり前。そう言った努力家、勤勉家の風習を大切にしなければ日本の未来は明るく無いと仰っておりました。

今、日本に一番足りていない物は読解力、洞察力。人の上っ面しか見ないのではなく、人を見る目を養い、読解力、洞察力をつけて行く。これを社員に教育して行き、日本人1人1人が「日本再生」 の為に考える。日本再生の為に何が出来るのかという事、日本人の美しい心をどのように活性させるのかと仰っておりました。
また辛口評論家らしく、悪い事例としてT京電力の事も。あの会社は自分よりも優秀な人材は上にあげない。自分の言いなりになる人材しか上に上げない。その為企業がどんどん衰退して行き、当たり前の判断が出来なくなる。とサラッと真顔で説明していたので、何か妙に納得してしまいました(笑)
最後に、個人的にはマネーゲームに関して、私は悪くは思いません。日本人の美徳感的には受け入れ難いのも理解できます。しかしマクドナルド元社長の藤田田さんも「お金に綺麗、汚いも無い。稼ぐ事はいい事だ」と仰っている様に、稼ぐ事により誰かを騙したり傷つける様な事は言語道断ですが、喜びやサービスなどの提供が出来ていればと言うか、それが道理にあっていれば肯定派です。生きたお金を稼ぎ、生きたお金を使いたいものですね。

2011年5月20日

ビストロ(居酒屋)にしかわ

今日は完全に仕事ネタではありませんのであしからず。

先日のブログで、税理士のA先生に連れて行っていただいたお店に再度お邪魔しました。
と言うのも、あまりにも美味しかったので前回食べれなかった料理を食べてみたかったと言う事。そしてマスターやおかみさんとのお話も楽しかったからです。
前回初めてお邪魔した時も予約なしでは入れなかったことから、今回も事前に予約をし入店しました。予約していて正解です。私たちの前の人たちは残念そうに帰って行っておりました。

さて、にぎわっている店内ですが、まず前回美味しかったチーズパイ、ホタテのフライなどをオーダーし再度食べてみましたがやっぱり美味い!本当にホテルのディナーの様な盛り付けで、味も抜群です!マスター曰く「料理は手間と時間をかける事!」と奥義を聞き、話しながら食べていると料理の写真を撮るのを忘れておりました・・
そして前回は食べなかったカレーソースとフランスパン、スペアリブを注文。それがこちら。
カレーソースとフランスパン.JPGスペアリブ.JPG







                 ほんとにきれいな盛り付けでしょう?味も保証します。
早速オーナーにブログ掲載の許可を頂こうとお尋ねすると、あまりよろしくない返答が。理由は「今ひいきにしていただいているお客様を大切にしたい。」と言う事でした。後でそのことにも気づかされましたが。
しかーしそんなことなら大丈夫!アクセス数が少ない為、私のブログ程度の影響力は無いに等しいのでと胸を張って言うと、場所などあまり詳しく書かない事を条件に了承していただきました。
ビストロにしかわ3人.JPGどうですか?!この居酒屋オーラ満開の店内は(笑)
この空間に先ほどの美味しくてきれいな料理が出てくるのですから最初はすごく違和感がありましたけど、オーナー曰く若い方にも、お年を召された方にも気軽にビストロ料理を楽しんでほしいと言う思いでわざとこの様な店内にしたそうです。
また、オーナーもおかみさんも娘さんも非常に暖かい方で、こちらに来られるお客様も皆さんとのお話を楽しみに来られる方が多いそうです。超有名人の方や、有名な会社の社長さんなども多数見えるらしく、先ほどのお客様を大切にしたいと言う理由が現在のお客様に迷惑が掛からない様、顧客の質を落としたくないと言う理由なんだなぁと感じました。
余談ですが、私たちが飲んでいるときにも、誰もが知っている○○○師匠のお姉さんが来られておりました。すごく元気な方で、周りの空気を明るく、笑いに変える素敵な方でした。また噂で聞く昔の豪快な芸能人の様に、初めて会った(たまたま隣に座っていた)私にまで、「にいちゃん!ビール飲み?」とおごっていただき、何の壁もなく知り合いの様に接してくださるし、楽しい話ばかりなので、本当に短時間で何回も笑い泣きしました。
本当にあたたかくて、楽しくて、おいしくて、それに集まるお客さんも愉快で楽しくて。本当に良いお店です。お店の評価の基準が少し変わった気がします。


2011年5月18日

発足!!五心会

先週の土曜日に静岡県浜松に行っておりました。船井総合研究所様主催の廃棄物処理業 新世代経営者研究会と言う同業の志の高い社長様方が2か月に一度東京に集い、情報交換や勉強会などを実施しているのですが、そちらで知り合ったOBの社長様方との勉強会を実施するためです。こちらのOBの皆様は見事な経営をされている方ばかりで、私の一歩も二歩も先を行かれているのでお話しするだけでも大変勉強になります。
今回の企画は東京で偶発的に私以外3名の社長様方がお会いし情報交換をされていたそうなのですが、翌日の皆さんのツイートを見て強引に?私も参加させていただきました。皆様心の広い方ばかりなので快く受け入れてくれました。
さて今回は第一回目の正式な集まりと言う事で、経験豊富なY社長から震災後の近況報告と業界動向について意見交換、そして今後の会の運営について取り決めを考えようと言う事でテーマを決めていただき、それに向けての情報収集をして臨んだつもりでしたが皆様のお力になれたかどうか・・
実は、前日の金曜日に宮城県の閖上に行っておりました。実際に被災地を見て何を感じるのか、また災害廃棄物に関してどのような処理をするのが適切なのか。などを視察しに行ったのですが、現場では問題が山積みです。先ず津波被害のある閖上地区などの高速道路以東ではがれき類が全て塩分を含んでいる為、中間処理や、リサイクルしようにも焼却炉を傷める可能性が強いためサーマルなどへの利用はできません。またがれきの含んでいる塩分濃度を薄めるためには2?3年の時間を要するため、仮置き場への移動などは可能でも即刻処理と言うのは不可能に近いと考えます。 しかし今日の日経新聞に政府は3年をめどにがれき類の処理を完了すると載せておりました。また環境省が算定した災害廃棄物は2500万トンとありますが、こちらには津波による汚泥や流されてきた船などの数値は一切含まれておりません。実際被災地ではすでに数万トンでは間に合わないような災害廃棄物が山積みになっておりました。現場との距離を感じますよね。
そんな話を交わしながら各社の取り組みや、経営に関しての考え方、経営者として注意すべき点などを皆様からご指導いただき、大変刺激を受けるとともに勉強をすることが出来ました。またこの集いの名前を決めるに当たり、色々な意見が出ましたが(笑)Y社長のモットー?である「日常の五心」から五心会となりました。開催会場は各地の持ち回りで開催し、次回は私の大阪での開催となります。恥ずかしくないようなプランを立てなければ・・
PL_PID_1000000577.JPG終了後懇親会では私が気になっていた浜松餃子があるお店をY社長がチョイスしていただき、そちらでは大阪では食べたことのない白魚の造りやホタルイカの干物などがあり、かなり美味でした。またK社のM社長は少しでも復興に役立てればと宮城県産の焼酎をオーダーしておりました。素敵ですよねー。そんな居酒屋トークでも様々な貴重な話し合いが飛び交い気が付けば新幹線の時間をオーバー。急遽浜松駅周辺のホテルを予約し、宿泊することにしました。またE社のN社長も無理やり宿泊コースに引きずり込んだのですが、翌日の早朝から家族でノルディックウォーキングの約束をしていたらしく翌日始発の新幹線で帰り何とか間に合ったそうです。本当に申し訳ありません。反省しております。
次回は大阪で各自の得意分野の「業界の将来予測」と言うテーマで開催。ひょっとしたらゲスト講師くるかも・・


2011年5月13日

溶融スラグから高濃度放射能

今月の2日、タイトル通りのニュースが報道されておりました。
内容は、福島県の県中浄化センター(郡山市)で処理した下水汚泥と、汚泥を焼却して乾燥させた溶融スラグから高濃度の放射性物質が検出されたと発表。県は放射性物質を含む雨水が大量に流れ込んだためとみている。汚泥の一部は再利用目的で県外のセメント会社に搬送されており、セメントとして市場に出荷された様です。実は、原発事故後、廃棄物処理業界内では放射能汚染された廃棄物をむやみに焼却すれば放射能物質が濃縮されるのではないかと叫ばれていたことであり、しか も今回、汚泥は焼却よりも濃縮性の高い溶融処理されたことから、私たちの予想をはるかに超える高濃度となってしまったようです。
また、 現在は放射性物質を含む汚泥の取り扱い方には国の基準がなく、県は同日、処理方法や作業員の安全確保の方針などを定めるよう国に要請したと書いております。県に よると、4月22日に溶融炉周辺の放射線量を測った際、郡山市中心部の数値の数倍に達したため、28日に汚泥とスラグの濃度を測定。汚泥は放射性セシウム が1キロ・グラムあたり2万6400ベクレル、スラグは同33万4000ベクレルが検出され、事故前に処理したスラグの1300倍以上の濃度です。県は測定結果を受け、スラグの貯蔵施設への立ち入りを制限し、セメント会社への搬送も中止したそうです。汚泥と溶融スラグか ら検出された放射性物質の濃度は、原発から出た放射性廃棄物の処理法を定めた原子炉等規制法に当てはめると低レベル放射性廃棄物に当たります。原子力安全・保安院によると、溶融スラグの放射性セシウムの濃度は、専用のドラム缶に詰め、コンクリートの囲いをした地下施設に保管することが求められるそうです。
また福島県の警戒区域からの災害廃棄物には放射性物質が含まれていることから政府は放射性災害廃棄物の県外持ち出し禁止、移動禁止を打ち出し、9日には災害廃棄物置き場の放射線量の測定も始めました。しかしこれらの低レベル放射性廃棄物は我々のような民間の産廃業者では処理できない為、早急に国の政策が必要です。また放射背物質が基準値以下でも、津波を受け塩分を含んだがれき類は処分やリサイクルで焼却する際、炉を傷める危険性があり、上記に記載した通り、焼却やスラグ化をすると放射性物質の濃度が凝縮されるため安易に受け入れることが出来ません。

今回の震災による、がれきなど災害廃棄物の発生量は岩手、宮城、福島の三県で2490万トンと環境省が推測しております。これだけの数字が算出され、問題が山積みなのにもかかわらず、自民公明は首相を信頼できないとの理由で復興実施本部への参加を拒否したそうです。本当に憤りを感じます。この日本には被災者をはじめ、国民の為に動いてくれる国会議員はいないのでしょうか?



2011年5月11日

stippleってご存知ですか?


インターネットが普及し私たちの生活もすごく変化した近年ですが、皆さんも一度はインターネットを使用してショッピングをしたことがあると思います。私もよくamazonや楽天、また土佐文旦や土佐小夏などの特産品をネットで注文します。
現在でも十分不便なく利用できているのですが、殆どのサイトでは商品ごとにページがあり、商品の説明、価格などが記載されております。しかし今回twitterから知ったこのstippleはマーケティングを兼ねそろえた、そして消費者にとってもすごく便利なシステムだそうです。
stipple1.jpg左のイメージを見てください。こちらは画像をくりぬいたので作動しませんが、ブログ上や世界のサイト上にこのような画像に載っている商品がこの画像の中でショッピングできちゃえば簡単だし、すごいと思いませんか?それを実現したのがstippleです。
これまでは、Web上の写真でたまたま見たシャツが気に入ったら、似たようなものをGoogleなどで探したり、あるいは、よく利用するショッピ ングサイトへ行って、同じ、または似ているシャツを探すしかなかったのですが、Stippleのタグは、その写真を見るすべての人に、そのシャツに関する情報(メー カー、売ってる店、値段、等々)を見ることができます。そして気になった方は、タグのオーバレイに表示される二つのボタンのどちらかをクリックし て、そのページを後で見るために保存したり、すぐに買ったりできるシステムなのです。
口では説明しても伝わりにくいと思いますのでこちらのリンクからstippleのHPへ行ってみてください。TOPページでstippleの体験ができますのでそちらの方が理解しやすいと思います。
一応説明するとTOPページの上段の画像にマウスを合わせるとタグが出てくると思います。そのタグにマウスを乗せると次は価格が表示されそこから買い物ができるという優れものです。
またユーザーが後で見るために保存したstippleの画像もユーザー同士で見たりできるらしく、そして画像の中の人物にもタグを付けることができ、facebookやtwitterとの連動もできるそうです。
次にマーケティングの視点から見てみますが、タグのクリック数が全て把握できるそうです。昨年の開発中から昨日の一般公開までの試用期間中のデータで、写真の上にマウスをホバーさせる人は全閲覧者の46%、そして画像の全ホバー回数を100とすると、ドットがホバーされる確率は12.48%だった。ちなみに人物タグの場合は、画像の全ホバー機会の4.9%しかドットがホバーされていないそうです。これを、通常のWeb広告と比べてみると、マウスがドットの上をホバーする=タグが表示されることは、広告の到達数に相当します。また単なる広告と違って、ユーザの意思の指向性は高くStippleのタグのある画像では12.48%稼げると考えることもでき、さらに、その1.75%が[Want]をクリックし、1.9%が[Shop]をクリックしている。つまり、実客化率が2%近いと考えることができます。(通常のWeb広告ではもっと小さい数字らしいです。)

今後ますますstippleを使用したショッピングサイトや広告店が出てくるだろうし、このシステムを利用して稼ぐ方もたくさん出てくると考えますが、ますますインターネット無しでは考えにくい生活になりそうですね。また便利にネットショッピングが使えるようになれば、ユーザー的には今以上にお金の心配をしなければいけなくなりそうですが(笑)


2011年5月 9日

上海出張3

ソンさんとの話し合いを終え、海外出張初の自由行動タイム。と言うことで地元の方しか行かれないようなニッチな場所へ移動。弊社営業部長の長谷川は自宅で100鉢以上の盆栽を育てており、日本では手に入らないサイズや形の鉢を入手するため向かったのは花市場。
この花市場は業者の方が仕入れの為買いにくるような卸市場のようなところで、観光地でもなければ地元の住民も来ない本当にコアな場所でした。
その為日本語はもちろんの事、英語すら通じない・・片言の中国語で話すもののヒアリングができない為、最終的に筆談になりました(笑)
早速お目当ての鉢を探すためバカほど広い市場の中を一店舗づつ回っていきます。どちらのお店でも身振りで説明しながら希望の鉢を伝えるのですが、大抵「メイヨウ」(ありません)と言われます。何店舗か回ったときに長谷川が希望の鉢を見つけ商談。日本語対中国語の幕開けです。注*長谷川はどこに行っても日本語しか話しません
長谷川「おばちゃん!!これ、鉢だけちょうだい。なんぼ?」
おばちゃん「@#&%$#"&''%$:@[]]]」
長谷川「ん?中国語わからなーい。日本人。なんぼ?」
おばちゃん「アールシークァイ」
私「20元やって」
長谷川「安い!三つ買う!!おばちゃん、これとこれも。3つで60元?」
おばちゃん「アー・・ウーシークァイ」(50元でいいよ)
このようなやり取りをしながら一番大きな鉢を探し、ある店で商談開始。それを横で見ていると後ろから「トゥオシャオチェン?」とまた別のお客が来られました。そのお客さんから聞きなれた言葉が・・
「これ買っちゃおうか?」「高くないですか?」などの日本語が。こんなところで日本語を聞いたことにびっくりした私はとっさに日本の方ですか?と声をかけちゃいました。少しの間お話ししていると今年の3月からこちら上海でワインバー&レストラン「VAN GOGH」を開業したとのこと。そのお店の総経理の相田さんと副総経理の望月さんでした。そうこうしているうちに長谷川の買い物も無事済み、名刺交換させていただきその場を後にしました。
その後近くの喫茶店でコーヒーを飲みながら先ほどの名刺でNET検索をしてみました。すると総経理のブログとスタッフさんのブログ、またお店のHPなどがHITし一通り読ませていただきました。ブログを読んで感じた事は非常に行動力のある方だなぁと言うこと。上海に乗り込み、何のコネもなく中国語も話せない状態で土地、店舗の建設、開業などすべて相田さん、望月さんがされたそうです。その後もう一度お話ししたいなぁと思い、夕食後時間が取れればお邪魔しようと考えていたのですが、ホテルに戻るのが遅かったため断念しました。
しかしあんな日本人が絶対いないような場所で日本人に合ったのも何かの縁だと思い、また総経理、副総経理の行動力、信念などいろいろと聞きたかったので次回は必ずお邪魔しますとメールを入れさせていただきました。
まだ実際にはお邪魔したことがないので詳しく説明できませんが、毎回盛り上がるサルサナイトと言うイベントや、さんまのからくりテレビでおなじみの「アドゴニー」さんのイベントなどもあるそうなので上海に行かれた際は是非「VAN GOGH」へ行かれてみてはいかがでしょうか?



2011年5月 6日

上海出張2

二日目は朝からソンさんと言うお客様のオフィスへお邪魔しました。いつもお客様がハイヤーでホテルまで来てくれるのですが、今回はタクシーで移動です。二人とも全く中国語は話せないので、ホテルのボーイさんを捕まえてタクシーの運転手さんに場所の説明をしてもらい、身振り手振りでコミュニケーションをとりながらオフィスに到着しました。
亜星オフィス.JPGまず驚いたのはオフィスの入っているテナントビルがすごくきれい。中庭があり大学のような雰囲気です。後でソンさんに聞いてみると江沢民さんが上海交通大学卒業後、上海市内の食品工場でエンジニアとして働いていたらしく、その食品工場の跡地を再開発しオフィステナントを建てたそうです。入り口にも警備員が2名常駐しており、セキュリティもしっかりしておりました。また複数の棟があるので悩んでいると入り口にいたガードマンが寄ってきて、どうやら着いてこいと言っているようでした。謝謝と言いながらついていくと目的のオフィスまで案内していただき、ソンさんとお話しをさせていただきました。

私がお聞きしたかった事は、放射能問題と現在の中国のPET市場。やはり放射能に関しましては前日通り大きな問題にはなっていないようです。CCICと呼ばれる検査機関が放射線の検査基準レベルを0.3μシーベルトから0.43μシーベルトまで引き上げた事、またやはり税関検査がいい加減なことが理由としてあります。
二つ目のPET市場に関しては、今年度の容リ協の入札単価はとても高値で取引されており、国内の取引価格が海外価格を抜きそうな状態になっておりますが、中国国内でもやはり綿花の不作や原油の高騰、そしてPET原料を使用した繊維の需要が大きく、繊維工場はフル稼働状態が続いているそうです。しかしこの最近中国業者が少しおとなしくなっているような印象を持っていました。その理由を尋ねたところ、特に昨年までは輸入ボトル(日本や欧米)をメインに原料を調達してきたが、今年度からは中国国内のボトルを調達する動きが多いとのこと。人口の多い中国では発生量も想像を超える量となっており、日本の7倍ほどの数量が集まります。そんな数量の国内回収の動きが強くなってきたため、無理に輸入のボトルを買い入れる必要はなくなったとおっしゃられておりました。とある工場では日本のボトルを4割程度下げ、その分中国国内のボトルを回収したところ、利益率が非常に上昇したらしいです。しかしながら日本のPETボトルはきれい・歩留りがよいなど、未だ中国では高評価されているので、単価が合えば購入したいとおっしゃられておりました。

サソリと蝉の幼虫.JPGその後ソンさんに食事に誘っていただき、食事をしながらいろいろとお話をさせていただきました。メニューを見ると楽しい料理が盛りだくさん!!こちらの写真のようなサソリと蝉の幼虫のから揚げや、しゃぶしゃぶの出汁が油になっていたり、日本では想像すらできない料理がたくさんありました。今回はこちらの名物と言われる「ナマズの油鍋?」みたいなものを戴きました。お鍋に出汁の代わりに油が入っており、中国山椒や鷹の爪など香辛料と一緒にナマズが入っております。それをフライにならない程度に温度を上げ、煮込んでいきます。油で煮込むって発想がすごいですよねー。味はハオチーです。とまあ食事をしながら新規ビジネスの話や、プライベートな話などをしながら、非常に楽しい時間となりました。ソンさん感謝申し上げます。
上海出張3へつづく



2011年5月 2日

上海出張1

先日の25から27日まで弊社営業部長の長谷川と上海出張に行っておりました。
今回の目的は、ある機械の導入を検討しているのでそちらの打ち合わせ及び商談。二つ目は今回の震災がどれほどの影響を及ぼしているのか?また放射能関係で日本からの輸出が厳しくなっている事の影響は?最後に現在の中国の市況を肌で感じるという事。

いつもの海外出張は弾丸の様な予定を立てて3日間で1000km程度動き回り工場見学や現地の市況を感じるという出張なのですが、今回は結構ゆったり目に予定を立てました。理由はこの最近、長谷川が「社長と一緒に海外出張に行ったら身体が持たない」と言われる事が多くなってきたからです。

そのため初日はホテル到着後、ホテル内で1件打ち合わせ。終了後、また別のお客様のを交えての会食しながら市場調査。
二日目、ホテルから40分程度のお客様のオフィスに移動しそちらで中国の市況や震災の影響などをヒヤリング。終了後、海外出張初の5時間の自由行動(笑)。夜から古紙関係のお客様と会食をしながら市場調査、ヒヤリング。最終日は移動日という予定行動しました。

初日、上海浦東国際空港に到着後、台湾のお客様と合流し一路ホテルへ。チェックインを済ませ荷物を部屋に投げ入れ打ち合わせへ突入。機械導入に関して出発前に幹部会議で出てきた様々な質問をし、それに対する解決方法などを話し合い気付けば4時間ぶっ通しで話してました。
導入予定の機械の性能は凄く良くて素晴らしいのですが、質問に対し納得がいくまで聞き詰めたので、メーカーとすれば非常に不快な4時間だったと思うのですが、そんな顔は全く見せず最後まで笑顔で話してくれました。オウさん、ランさん長時間お疲れ様でした。ありがとうございます。

打合せ終了後、34歳で独立された女性のリュウさんが合流。オウさんランさんリュウさんと食事をしながら中国市場の事や震災の影響を聞きました。まず放射能関連での輸入量などの影響に関しては、私が考えているほど深刻ではありませんでした。理由は詳しくかけませんが、簡単にはいえば税関の検査がいい加減という事です。ただ古紙に関しては放射性物質が染み込んでしまい簡単には取れない。また雨の日には空気中の放射性物質が雨と一緒になって染み込んでしまい、必ず基準値以上の数値が出てしまうなど、水を流せば取れてしまうプラと違い出荷前にかなり気を使うそうです。

そして現在中国では物価がかなりのペースで上昇しており、なかでもガソリンの単価が1年ほど前に比べ倍の値段になっております。それに人件費の上昇や金利の上昇など様々な要因が製造コストを引き上げている様です。ただ人件費については昨年比で13.5%上昇したものの未だ一般ワーカーで5万円/月と言った数字です。しかし人海戦術の中国工場では人数が半端ないのでベースアップをすれば影響がすごく大きいので最近では工場の少人数化をされている会社も多いそうです。
臭豆腐.JPGそんな話を交わしながら出てきたのがこの料理。台湾では非常にメジャーな屋台料理、臭豆腐。台湾にも行くので以前から気にはなっておりましたがアンモニア臭に近いような香りがするので自ら進んでは食しておりませんでした。今回出てきたチャンスを逃せば食べれない。と思い食べてみることに。
感想は・・最高です。想像していた通りの味。と言うか匂い。臭豆腐の香りが口や鼻から5分近くは取れませんでした。もう食べることはないと思います(笑)
とりあえず初日はこのような形で終わりました。上海出張2に続きます。