2011年11月アーカイブ

2011年11月30日

東京発、世界が注目する下水道技術

ブログ更新が滞っております(汗)。以前にもお伝えしたと思いますが、私Facebookをしております。また五心会メンバーやその他経営者仲間と言うか先輩方、高校、大学、水泳時代の友人などと繋がっており、そちらに情報を出すことが多くなってしまいました。理由はレスポンスの良さです。私自身、皆様に勉強させられることが多いので、レスポンスよくコメントが入ってくるとそちらで情報交換が始まったり、非常に内容の濃い討論が出たりとついつい夢中になってしまっているからです。ま、言い訳にしか過ぎませんが・・

ただ、今回ブログを書くに当たり知り合いの方から「最近ブログ止まってるな?」と言ったご意見や、「ブログ見てます!」と言われる事も何度かありブログはじめた理由を記事を読み返しながら思い返しておりました。
情報のインプット・アウトプットと言う面では、FBでもしているしこれ以上ないコミュニケーションツールになっておりますが、やはりこんな私のブログでも楽しみにしてくれている方がいらっしゃると言う事と、もっともっと私自身が努力しないと尊敬している経営者の方々には近づけないと思います。それに加えて弊社の様な小さな会社でも存在を知っていただけるチャンスがこのブログにはあると感じております。
と言う事で長くなってしまいましたが、本題に入らせて頂きます!!

先日、東京新聞の記事に日本人の気質と言うか、職人魂を感じる記事がございました。
以下転記します。

東京発の下水道技術に世界が注目している。雨水と汚水が一緒に流れる合流式下水道の中で、水面に浮いた油やごみなどが河川へ流出しないよう防ぐ「水面制御装置」。装置といっても燃料も機械も要らず、ステンレス製の板を二枚付けるだけ。国内外で特許を取り、既に国内二社と米国、ドイツ、韓国の企業とも契約。ベテラン技術者の執念と偶然から生まれた発明が世界を席巻するかもしれない。(浜口武司)
 装置は、降雨の際に下水処理場の能力以上の水が処理場に流入するのを防ぐために下水管路の途中に設けられた「雨水吐(ばき)」に設置される。雨水吐では、一定量を超える下水が、分水堰(せき)を越えて河川に排出されるが、水面に浮いた油やごみも一緒に河川へ流れ出てしまい、川や海の汚染原因となっている。
 そこで、分水堰と並ぶ形で横長のステンレス板「ガイドウォール」を取り付け、浮遊物が河川に流出するのを防ぐ。さらに、処理場へ向かう汚水流出管の近くに縦長のステンレス板「水面制御板」を設け、水流を変えて渦を発生させ、この渦で浮遊物を汚水流出管に吸い込ませる仕組みだ。
 開発チームの中心になったのは、元都職員で現在は日本工営(東京都千代田区)の小松寛さん(70)。退官して間もない二〇〇〇年、お台場に油分が固まったオイルボールが大量に浮き、社会問題に。国土交通省の対策委員会で海外の装置を紹介されたが、いずれも動力を必要とするものばかりで、小松さんは「雨水吐は都内だけで七百カ所もある。海外製品は高額で、とても維持管理ができない」と開発に乗り出した。
 小松さんは寝るときも枕元にノートを置き、アイデアが浮かぶたびに書き留めた。都と都の外郭団体「都下水道サービス」の三者で開発チームを結成。雨水吐の模型を作り、実際に水を流し水の流れを観察した。〇二年に一枚の板で渦ができるのを見つけ、最適の大きさや角度を探し続けた結果、油分やごみの八割以上を捕捉することに成功した。
 〇三年二月に特許を申請。〇六年六月に特許登録が認められた。欧米と韓国でも国際特許を取得した。
 都内では昨年末までに対策が必要な六百八十カ所に設置を完了。既に国内三十一都市の九百三十カ所で採用され、ドイツ、韓国、米国の企業と特許技術の許諾契約も結んだ。装置を一カ所に取り付けるたびに、価格の5%などが都や同社に入ってくる。小松さんは「シンプルなものを作りたかった。小さいときに川で遊んだ記憶があり、模型で偶然、水面が面白い形に変わるのを見つけた。オイルボールの問題で、何とかしないといけないと思った」と話している。

この記事を読んだときに、「シンプルイズベスト」と言う言葉が浮かびました。弊社でも工場内のプラントは入れ替えるチャンスがあれば、なるべくシンプルなものに変更しております。理由は至って簡単ですが、まずイニシャルが安い、修繕などが内製化できランニングが抑えれる、自分たちでメンテナンスをするため、工場内の責任者が機械に愛着が湧き、大事に使用する様になる。です。この要因は意外に大きなコストダウンの要素を持っておりますので、もし悩まれている方がいらっしゃれば一度検討してみてはいかがでしょうか?